2024年11月、名古屋市の新たなリーダーとして広沢一郎さんが市長に就任したことで話題になっていますね。
政治家というよりも、むしろ実業家、改革家としての顔が印象的な人物ですね。
そんな広沢一郎さんですが、中国との関係や家族のことについて気になっている方が多いようです。
ということで、今回は広沢一郎さんは中国と関係があるのかや、家族構成、これまでの経歴などについて見ていきたいと思います!
広沢一郎市長は中国と関係があるのか?
結論から言うと、広沢一郎さんと中国との関係はありませんでした。
過去に仕事で中国に出張したことはあるそうですが、「中国との関わりは一切なく中国語もいまだに話せない」と言及していました。
元々はビジネスマンでキングソフトの代表取締役をしていたこともありますので、仕事のために中国に行ったことがあるぐらいだそうです。
また広沢一郎さんは日本保守党ですので、中国と政治的な繋がりがあるとは考えにくいですね。
政党や政策を見ても中国とは関係がないといっても過言ではありません。
広沢一郎市長のプロフィールと経歴

- 氏名:広沢 一郎(ひろさわ いちろう)
- 生年月日:1963年12月27日
- 出身地:愛知県名古屋市瑞穂区
- 学歴:慶應義塾大学経済学部卒業
大学は慶応義塾大学経済学部を卒業しています。
名門私立の経済学部なので政治家の学歴としては申し分ありませんね。
大学卒業後はブラザー工業や伊藤忠商事といった大企業を経て、ITベンチャー「マグノリア」を設立しました。さらに、ソフトウェア開発で有名な「キングソフト」の代表取締役も務めた経歴を持ちます。
このように、政治の世界に入る前から、ビジネス界でしっかりと結果を出してきた人なんですよね。
私個人としては、政治家というより「社長が市政を引き継いだ」という印象を強く受けました。
広沢一郎さんの家族構成

広沢一郎さんには妻と3人の娘さんがいることで知られています。
妻の真理さんとは、大学時代に競技ダンスを通して知り合ったそうです。
ちなみに広沢一郎さんは競技ダンスで全国大会3位になったこともあるほどの実力者です。
学生時代に出会った方と結ばれて、3人の娘さんにも恵まれて本当に幸せそうですね。
娘さんの年齢について2024年11月時点で、長女が35歳、次女が33歳、三女が19歳であることがわかっています。
三女が高校生の頃に数学の勉強を父親から教えてもらっていたエピソードもあり、市長に立候補するときにも「行動力が凄い」と評価されていました。
広沢一郎さんは娘さんからの信頼が高くて良い父親ですよね。
政界入りのきっかけ

広沢一郎さんが政治の道に進んだきっかけは、2010年で当時の名古屋市長の河村たかしさんが取り組んでいた市議会リコール運動だと言われています。
翌年の2011年に、河村たかしさんが代表の「減税日本」から愛知県議選に初当選し、減税日本の幹事長を務めました。
その後の衆院選と参院選では落選してしまいましたが、その間は河村市長のもとで副市長をしていました。
このように河村市長を政界入りのきっかけとして、ずっと尊敬する人物のもとで行政を支えてきたわけですね。
そんな人物が今回の市長選で河村市長の後継として、当選して河村さんも嬉しかったことだと思います。
実際に市長選の時は河村市長が広沢一郎さんを次の市長として推薦していましたからね。
前の市長の河村たかしさんと同じ政党に所属している広沢一郎さんが新しい市長になったことで、これまでの行政をスムーズに引き継いでくれるはずです。
これは名古屋市民にとっても安心感があることではないでしょうか。
名古屋市長としてのビジョンと施策
就任直後から広沢市長は矢継ぎ早に改革を打ち出しています。その代表的なものをいくつかご紹介します。
市民税の10%減税

かつての河村たかし市長が導入した5%減税を引き継ぎ、さらに10%まで拡大することを掲げています。市民の負担を少しでも軽くしたいという姿勢が伝わってきます。
正直、ここまで思い切った減税は珍しいと思います。都市の財政状況を考えれば不安要素もあるはずですが、あえて挑戦する姿勢に「本気度」を感じます。
市長報酬を2800万円から800万円+退職金ゼロ
市長としての報酬を年間800万円に抑え、さらに退職金(約4,200万円)を自ら返上すると宣言しています。
市長報酬は元々2800万円なので年間2000万円を自ら受け取らないということです。
自身の報酬を減らしてでも名古屋市のことを大切に考えてくれているのだと伝わってきますね。
ポーズだと言う人もいますが、実際にこれをやる人はそう多くありません。率先して身を切る姿勢は、非常に潔いと感じました。
名古屋城の木造復元

江戸時代の姿を再現する形で、名古屋城を完全木造で復元するプロジェクトを再始動し、将来の国宝を目指すといいます。
地元の文化財を「観光資源」だけでなく「誇り」に変えるアプローチは、他都市にも広がってほしい考え方ですね。
実際には完全木造にすることで、バリアフリーへの配慮などの問題もあるので上手に調整してほしいところですね。広沢市長の手腕に期待しましょう。
子育て支援の拡充
- 出産準備金の支給や無痛分娩への助成実施
- 保育料を0歳児から完全無償化
- 公共交通無料「こどもパス」など
全てを挙げるときりがありませんが、代表的なものを一部紹介しました。
子育て世代にとってはかなり嬉しい政策ですよね。
名古屋に移住を考える人が増えても不思議ではありません。
高齢者・障がい者・動物福祉にも注力

- 補聴器購入助成の実施
- 敬老パスの値下げと利便性の向上
- 動物殺処分ゼロに向けた新施設の整備
福祉にも力を入れていると感じる政策が多いのも特徴ですね。
特に動物福祉までしっかり視野に入れているのは、珍しくも市長の優しさを感じるポイントです。
まとめ
ここまで広沢一郎さんの経歴などについて紹介してきました。
中国とは関わりがないことがわかって安心ですよね。
家族は妻と3人の娘さんがいて、家族からの信頼も厚く良き父親であると感じました。
これまでの経歴を見ると、一流企業に勤めた後にIT企業の代表取締役を務めたビジネスマンとしての輝かしい経歴があります。
これまで培ってきたビジネスマインドを政治に持ち込み、これまでにないスピード感と発想で市政改革を進めています。
名古屋が「住みたい街ランキング」に名を連ねる未来も、そう遠くないかもしれませんね。
これからの広沢市長の活躍に期待していきましょう!
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